グループ ポリシー オブジェクト (GPO) インポート

Environment Manager ポリシーを使用してグループ ポリシー設定を配布すると、ネイティブ GPO よりも利点が多くなります。必要なときにのみグループ ポリシーを適用することで、ユーザのログオン時間を短縮し、このようなポリシーが適用される頻度を制御することができます。Environment Manager は高速化を実現するだけではなく、オンプレミスとオフプレミスの両方で、高いレベルで Windows 10デバイスのポリシー オプションを制御することができます。

GPO インポート

Environment Manager にはウィザードがあり、GPO ファイルのインポートと Environment Manager ADMX への変換処理を実現します。詳細については、「GPO 処理」をご参照ください。

インポートが完了すると、親ノードが自動的に作成され、ナビゲーションツリーに表示されます。各ノード名は、対応するインポートされたグループ ポリシー オブジェクト名に従って付けられます。

GPO インポート ウィザードを実行するには、グループ ポリシー管理コンソールがインストールされている必要があります。これは企業全体のグループ ポリシーを管理するための管理ツールであり、Environment Manager が GPO の場所にアクセスできるようにします。

1.[ポリシー構成] ナビゲーション ボタンを選択します。

2.[ツールおよびウィザード] タブで、[グループ ポリシー インポート] をクリックして、グループ ポリシー インポート ウィザードを開きます。
ウィザードの手順:

インポートを確認して続けるには、[次へ] をクリックします。

[戻る] をクリックすると、ウィザードの前のページに戻ります。

[キャンセル] をクリックすると、インポートを中断します。インポートが開始した後にキャンセルする場合は、既にインポートされたオブジェクトがナビゲーションツリーに追加されます。コンピュータ起動トリガーと、インポートされたオブジェクトのユーザ ログオン トリガーおよびプレデスクトップ トリガーの両方を手動で確認することをお勧めします。

3.導入ページで、画面の手順に従い、ドメイン名とポリシー パスを入力します。

4.[テスト環境] をクリックします。 この処理は、ログオン ユーザ アカウント経由でドメインにアクセスできること、および GPO 設定が既定のポリシー パスに存在することを確認します。テストが成功した場合は、指定した場所の横にチェック記号が表示されます。
[次へ] をクリックすると、インポートを続行します。

5.2番目のページで、インポートする項目を選択します。画面には、GPO フォルダのすべての項目が一覧表示されます。表示される項目をフィルタリングするには、必要な名前の最初の文字を入力します。
必要な個別の項目をオンにするか、[すべて選択] をクリックします。
[次へ] をクリックすると続行します。

6.インポートに選択された項目が一覧表示されます。
既定では、[個別の ADMX 処理としてインポートする] オプションが選択されています。インポートされた各個別の項目の ADMX 処理が作成されます。このチェックボックスをオフにすると、インポートされたセットに1つの ADMX 処理を作成します。
選択を確認するには、[インポート] をクリックします。

7.ウィザードの完了ページには、インポートの概要が表示されます。
[詳細レポートを開く] をクリックすると、レポートが表示されます。ファイル タイプ関連付けが構成されていない場合は、レポートがメモ帳で開きます。

8.[完了] をクリックすると、ウィザードを閉じます。

親ノードはナビゲーションツリーで自動的に作成され、適用されるコンピュータまたはユーザ トリガーの下に表示されます。

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